仏教の視点から見ると老いに逆らうのは欲に溺れて心の弱さに怯える人。ということになるのでしょうか。 まぁ、一理あります。

生老病死は避けられない運命で、受け入れることができないと苦しみが増す。これは事実でしょうが、人はそう簡単に悟れないというのもまた、どうしようもない事実。

生まれた瞬間から人は老い、老いれば病になって、いずれは死ぬ。この流れは変えられないのだから、如何にして老いを遅らせ、病から遠ざかるか?という考えが起こるのは当然で、それが医術なわけです。

見た目だけの若作りを目的としているアンチエイジングには全く意味を感じませんが、健康な身体を保つことが無駄とは思えません。 健康な人は同年の病の人に比べ余命は長い可能性が高いでしょう。 病を予防することが即ちアンチエイジングだという考え方をすれば、単に心の弱さが問題だとも思えません。 

どんなに苦しい人生だとしても誰だって自分が生きていることで他の誰かを救っている筈ですから。健康で長生きすることこそ、自分と家族。自分に関わるすべての人の幸せな時間を長く保てるのだと言うことになればお釈迦様だってアンチエイジングを許してくれると思いませんか?

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