ここまで読まれた方へ
今回のシリーズ記事のご感想は如何でしたでしょうか?
ご納得いただけた方、不満をつのらせた方様々でしょうが、六不治というのは私の言葉ではありません。伝説上の神医の言葉です。 そしてその言葉は何千年間も伝わり、その間に存在した多くの医者が同意しているのです。
目的のために努力できない人。 パートナーに丸投げする人。 有効と思える方針に反発する人。 自分の考えを曲げない人。 根気がなく移り気な人。 常識的な理屈が通らない人。 不義理な人。 このような人が治らない人です。 これって、治療だけでなく仕事や勉強。スポーツ。家庭。一般社会生活などでも上手くいかない人だと思いませんか?
このような説教と垂れるほど、治療者は偉いのか? などと思ってはいけません。 今回の話とは論点がズレていますし、その反骨心を治療で顕にすれば、それこそ六不治に当てはまります。 当然、医者だってただの人。完璧ではありません。 治療効果が及ばない場合もあります。 暴利を貪るものもいれば、不義理を行うものもいるし、無知、不勉強、怠慢な者もいます。 そんなことは分かっています。 それでも貴方に関わった治療者がそのような駄目な人間とは限らないでしょう。 貴方はただ、信用できると思った人を選べば良いのです。
何度も書きますが、簡単に治らない病は山程あります。 その場合、患者と治療者の共同作業によってのみ病は寛解へ向かい、治す方法が見つかるのです。 どちらかが裏切れば良い結果は訪れません。 この道理を大抵の治療者は分かっています。なので治療者の側から裏切ることは滅多なことでは起こりません。 多くは患者がしびれを切らし、疑心暗鬼になり、治療者から離れていきます。 そしてそれを繰り返し、無駄に時間を費やし、歳を取り、とり返しが付かない状態に陥るのです。 最悪は死ぬまで病に苦しむことになるでしょう。
あなたが良い治療者にめぐり逢い、お互いに信頼しあえて、病が一日も早く寛解することをお祈り致します。