最近、眠れないという方が増えています。
不眠症というだけでなく、寝た気がしないなどの話も多く聞きます。
治療の側からも睡眠は非常に大切で、どんな病も寝ないで治るなんてありえません。
そこで治療の一環として色々と眠る小技を伝える訳ですが、何故か実践しない人が多い。そんなに難しいことや無茶な注文をしているわけでは無いはずですが…。
こういった人は恐らく、眠りは「自分が寝ようと思った時に当たり前に眠れる」のが正常だと思っているのだと感じます。
つまり、自分が寝ようと思わない。生活の雑事や娯楽をする時間のほうが眠る努力より優先している。そうして、さて寝ようと思うと眠れない、寝ても途中で目が覚める「不眠だ!」という思考パターンです。
眠りの質は健康寿命や日々の体調、病気や怪我の治癒などに深く影響しています。 しかし、重要なことだとなかなか分かって貰えないのが現状です。
仕事や生活もあるでしょうが、病を直したいと思うならば多少の犠牲は払ってもらわないと効率が悪いです。治療を依頼された側としては「寝るために起きてる」くらいに意識を持ってほしいです(笑)