「子どもは天からの授かりもの」

なので、人間が何をどうやってもダメなこともあります。 最終手段は人工授精などの西洋医学の技術に頼ることになりますが、多くの人は自然妊娠を望んでいるはずです。

 

妊活の大筋はこれまでにお話したとおりです。どうあがいても男女とも自分自身の体調を改善し妊娠できる体内環境を創りだす以外には方法がありません。そのために東西を問わず様々な治療が存在しています。

しかし、世の中には体調は妊娠できる状態にもかかわらず「運」の要素で妊娠しない人もいるはずです。この「運」を確率的に呼びこむのが世間に出回る「◯◯で妊娠する」という謳い文句の手法です。 なので正確にはこれらは誇大広告で「◯◯は妊娠確率が上がる」と言うのが正しいでしょう。 適齢期の女性でタイミングを合わせても正常妊娠確率は30%以下とも言われています。これをいかにして上げるのかが大切です。

 

体を温める。

冷えは血行不良、ホルモンバランス、心理的要因などから妊娠確率が下がると言われています。湯たんぽなどで温めましょうというのはこのせいです。 

 

ストレスを貯めない。

ストレスによってホルモンバランスや自律神経がみだれます。

 

◯◯を食べる。

多くは体を温めるものを食べましょうと言う話になります。後は女性ホルモンを増やすための食材と言われるものもあります。

 

運動として◯◯する。

ヨガやピラティスなどが有名ですね。体力増強、血行改善、ホルモンバランス、自律神経などの改善を目的にしています。

 

飲酒、喫煙の制限。睡眠不足解消。暴飲暴食。

確率を上げるために体に悪いことはやめましょう。

 

なるべく新しい精子で受精確率を上げる。

精子は毎日作られているので新しいもののほうが元気だ。という理屈です。本番前に古い精子を処理しておくのです。

 

排卵日を狙った性交。

小技というより絶対に必要なタイミング法です。卵子が出る前に精子が体内にある方が受精確率は高いと言われます。基礎体温などから排卵日を調べ、その1~2日前から性交することで受精確率をあげようというものです。