飽食しすぎれば誰でもいずれは罹るであろう病気「2型糖尿病」。
相澤病院糖尿病センターの発表によると、この病気は診断される10年、20年前からその予兆があるそうです。
調査してみると現在糖尿病の診断を受けている方はその10年前から空腹時血糖が優位に高いのだとか。 ついでにインスリン抵抗性指数は有意に低いのだそうです。
糖尿病は10年という長いスパンで見て予防しないとダメだと言うことですね…。
前糖尿病というものもありますが、現実的には 程度の差があるだけで耐糖能障害が起こり始めるともう立派な病気です。 発病すると現代の医学では治せないので一生、管理してうまく付き合うしかありません。
糖尿病にならないようにするためには10年20年先を見据えて計画的に食事をすることが大切だという結果となります。
糖尿病は不治な上に死に至る病です。 患うと好きなものも食べられないし、あらゆる体調不良はなかなか良くなりません。 体の機能は年齢以上に衰え、疲労感によって動きたくなくなり、考えられなくなり、目、耳、鼻、舌、歯、皮膚などあらゆる機能は低下し、脱落します。 苦しいだけでなく日々の楽しさを感じることもできなくなっていくのです。
糖尿病は老化に伴い罹りやすくなり、患者数は増大します。しかし、若いうちから自分の体に見合った節度ある食事をしていれば起こる可能性をずいぶん減らせます。 まさに後悔先に立たず。 自分の老後を健やかに過ごしたいなら、おかしな食べ方をしていないか食事をちゃんと見直しましょう。