原因の解っていない病を治すには時間がかかります。 それは対処療法では治ることはなく、病の本体を攻め治していく必要があるからです。

しかし病の本体というのは科学的にまだまだ解らないことが多く、現代西洋医学の特に保険治療では治療法が行き詰まっている状態です。これは、現代科学自体が進歩しているのに合わせてその証明方法などを合わせた医学を取り巻く環境が複雑になり、広く認められるのに時間と費用がかかってしまうためです。 新しい治療法を試したくても周りや国に認めてもらわないとお金(公費)を使えないんですね。これが保険の宿命なのでしかたないです。仮説段階の治療や考え方などで治療する場合は医者と患者の判断でご自由にどうぞと言うほかありません。

さて、対処療法を続けても自然に治らない人の場合、患者としてどの様に治療を進めるべきでしょうか?

まず、自分が世話になっている医者に病を本当に治す気があるのか?を見極めるべきと私は思います。

こんなサイトがありました。http://xn--obkxeyahy0ty16wo29asfr36hgil4y2g.com/%E6%B2%BB%E7%99%82%E6%B3%95/%E6%95%B4%E9%AA%A8%E9%99%A2/

書かれている内容に完全な同意は出来ませんが医者の考え方や姿勢としては頷けるものがあります。このサイトで出てきている坐骨神経痛は一般的に知られる病の中では対処療法を繰り返してもなかなか治らないしつこい病気の代表のようなものです。 しかし、治療をするに有効な方法というのは確かにあり、確実に行っていけば改善するのですが、多くの場合それには結構な時間と手間がかかります。 だから保険医は基本的に行いません。

治ってしまっては継続通院しないから儲からないとか、そもそも患者数が多すぎて一人の患者に必要な手間をかけられないとか理由はいろいろとあるでしょうが、結局は医者側の勝手な言い分です。

患者さんは医者がこんなことを考えているとは夢にも思っていないですから、医者の上辺の言葉を信じて効かない治療に無駄なお金と時間をかけるのです。 

次には医者に治せる知識や技量があるか? でしょうか。

 

つづく…

 

※ここで出てくる医者とは医師限定ではありません。西洋、東洋、手技などを問わず医に関わる全ての人達です。