このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。 もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。
80代男性。
突然の腰痛で動けなくなり来院。基礎疾患として慢性閉塞性肺疾患(COPD)とパーキンソン症候群をもっているとのこと。 腰痛のほか不整脈、呼吸苦、痰、浮腫などがあり心不全も疑って治療開始。
一度目
腰痛への効果は一時的。痰が減る。
二度目
痰が減り、脈が安定する。
三度目
腰痛緩和。浮腫が減り呼吸が楽になり痰も更に減って夜寝れるようになったとのこと。
その後は家庭環境の変化などによって一旦入院となっており治療は中断。継続できるかは未定となりました。
COPDは治る病気ではありません。パーキンソンも難病であり完全な治療法はありません。退院してからもこれから一生体調を管理していく必要があります。 鍼灸治療がお役に立てることもあるかもしれません。