このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。 もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。
深夜に睡眠中。いきなりお腹を下したかのような腹痛、その後左の骨盤周囲の痛み。重く、疼き、身の置きどころなく、もだえ苦しむ。
救急で病院に入り尿管結石と診断される。
病院では痛み止めのみ処方。自然排石を待つことに。
約12時間後、排石される。
さて、実は今回の患者は私です。なかなか痛い目をみました(笑)
今回の場合、病院から帰って自分で鍼を行うと同時に陰茎と腰に強い痛みを感じた後、急速に痛みが無くなりました。
もともと石が引っかかっていたのが膀胱の入口付近だったため、膀胱に入ったのだと考えられます。 最後のひと押しが鍼で行われたのでしょう。
とはいえここからが本番。
現代医学では尿路結石が何故できるのか?はハッキリと分かっていません。石を物理的に砕いたり、溶かしたりといった排石させる治療はいくつかありますが、できなくする治療はないのです。
傾向としては生活習慣病の一環として考えたり、シュウ酸やカルシウムなどのとりすぎ。水分の不足などと言われますがどれも決定的なものではありません。
しかし、東洋医学ならやりようはありますので、今後は自身の鍼で結石の予防治療を行います。 本気で痛かったのでもう同じ目にあいたくありません。 真面目にがんばります。