オックスフォード大学の研究で出されたものです。
http://www.carenet.com/news/general/hdn/45432?utm_source=m1&utm_medium=email&utm_campaign=2018020900
月経などと心血管系疾患との関連
12歳未満で初経 心血管疾患のリスクが10%上がる。
47歳未満で閉経 心血管疾患リスクが33%、心筋梗塞リスクは29%、脳卒中リスクは42%上がる。
流産1回ごと 心血管疾患リスクは6%上がる。
死産 心血管疾患リスクが22%上がる。
この件に関しての考察はされていませんが
身体から生理的にしろ血を出すということは大きな負担となっているということでしょうか。 もしかすると、この負担が心血管系疾患の発生率をたかめているのかもしれません。 しかし、イギリスなどでは避妊インプラントが盛んですがこれによって長期間、月経を止めたからといって心血管系疾患の罹患率が下がったとか、健康になっているといった話は聞きません。 それに若い時期に閉経してリスクが上がるのもこれでは説明できませんし、ホルモンが体に与える影響など、もっと別の要因があるのかもしれませんね。
東洋医学と月経
女性と月経は切っても切れない関係にありますが、これは東洋医学では健康維持、病気の治療においてとても重要なものになっています。 早すぎる閉経によって心血管系疾患の罹患率が上がるのは、単純に大人の身体にとって必要な月経が無くなってしまったからとも考えられます。 そうなると、もちろんその他の疾患にも罹りやすくなります。
日本では月経について話すことも、考えることも機会が少ないですが、女性に産まれたからには健康な人生と送るために、気をかけておかないといけない事です。