好転反応って聞いたことあると思います。

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何らかの治療を行った後、一時的に悪化したり別の症状がでたりする現象です。 主にいい意味で捉えられることが多いですね。

 

まず、好転反応が実際にあるのか無いのかと言えばあります。

生き物は自分の体でいろいろな病を治していくので生命力が強くなればその反動も大きくなり症状は悪化します。主にはこのことを指しています。

 

西洋医学の場合、出た症状はとにかく「抑える」という方向に向かせるという大前提があるので好転反応のように症状が悪化すると治療の失敗となるわけです。 西洋医学を使う人にとっては好転反応はタダの治療の失敗。あってはならないものです。

 

しかし、東洋医学や他の代替医療では西洋医学とは違った考えで治療を行っていますから一時的に悪化するのは仕方ない。むしろいい事。その後良くなればいい。というある意味、体任せな治療法と言えます。

東洋医学ではそれなりの理論があるので好転反応を事前に予告したり起こっても激しいものにならないよう調整したりもしますが、理論が成り立っていないものや治療者の予想を超えてしまう場合もあるので治すためにはある程度の覚悟や準備が必要です。

治療を行えば必ず起こるものでは無いですが、治療の後全くの無反応も困ります。行った治療が空振りだった時(つまり失敗だった時)も起こりませんから…。 

患者さんには、治療前後の自分の体の状態を気をつけておいてもらいます。 無頓着な人はそれでも気づかないこともありますが、治療期間中だけでなく、自分の体を見つめて気にかけておくことはこれからの健康管理にとても重大な意味を持ちます。

治療の結果「どうなった?」という情報は例えどんなものであっても治療者にとっては意味を持ちます。 気についたことはどんどんお話してもらって、その結果をフィードバックしていくととにより良い治療ができるのです。

患者と治療者にはこういった情報のやり取りが大切なのですね∠(`・ω・´)