これは記事にせずにはいられない
https://news.yahoo.co.jp/feature/968
合成生物「ミニマル・セル」はサイエンスがつくりだした人造生命。
命のない物質から自己分裂する細胞を作り出す技術…。
つまり、命を作り出す技術です。
この技術が発展すると当然、様々な生命が作成可能になるでしょう。 当然「人」もです。 ホムンクルスにキメラはお手の物。 絶滅した恐竜や空想上の怪物までDNAをデザインすれば作成可能なはずです。
今後、命は工場で生み出され、自然発生した最上位生命体である「人間」のためにさまざまな形で消費される日が来るのでしょうか?
応用次第で様々な問題すべてが解決できます。
労働問題、食糧問題、エネルギー問題、紛争問題、あらゆる感染症や病気、恐らくは命そのものまで…。
逆に、細菌兵器、人工生命兵士、遺伝子ドライブによる種の根絶。 争いや破壊の手段にもなりえます。
完全に神の技術です。
命の神秘性も尊厳もすべて科学が取り払い、倫理も思想も宗教も恋愛も現在常識、正義とされるあらゆる価値観が崩壊しそうです。 恐らくは実用化されるまでに相当の議論が起こるでしょう。 技術は確立しても倫理的に使えないということも十分に考えられます。
もし、実用化される時には、自然生命を消費している現在と人工生命を消費する未来とどちらが善でどちらが悪なのか? そもそもこのような議論に意味があるのか…? こんな問題が起こるのかもしれませんね。
科学の進化は破滅への加速。 SFにありがちな題材です。
この技術、果たして人間を幸せにするものなのか。 それとも破滅への第一歩なのか…。
皆さん、どう思いますか?