肌の保湿

「保湿剤は数百円のワセリンで十分」というヤフーニュースが出てました。 そりゃそうだ…。

お高い保湿剤を使っている方からすればそんな訳ないと思いたくなるかも知れませんが、このニュースの通りだと思います。

皮膚が乾燥しなければ良いのなら、簡単に蒸発しない何らかの油分を皮膚に載せてればいい。という発想は当然のことです。少なくともその脂があるうちは保湿されるでしょう。 しかし、時間が経つと取れてしまってその効果を失います。

だから皮膚に浸透させて保湿効果を持続させようと考えますが、生きている皮膚はそもそも異物を通さない仕組みになっていて普通の状態では浸透などしません。浸透したように見えるのは表面に有る死んだ細胞。角質がふやけているだけ。 

経皮的に入るとされる物質も確かにありますが、仮に浸透させたい目的物を化学的に細かな状態に加工し、生きている皮膚に上手く浸透させたとして、それは体にとっては単なる異物。下手すると炎症やアレルギーを起こします。 もし炎症が起こればほとんどの場合においてその部分の皮膚は赤くなりながらも、また乾くでしょう。

結局、皮膚表面から保湿しようと考えるなら脂っけのあるものなら何でも良いわけです。ならば安くて安全だと分っているワセリンなどで十分でしょう。

皮膚の潤いを根本的に持続させるには

表面に何を塗っても一時的な効果しかありません。 その一時的な効果で表面を保護しながら、体の中から潤いと油分を持続的に供給できて始めて皮膚の新陳代謝は正常化し潤いは保たれます。 そのため皮膚が乾く、荒れるなどのトラブルは基本的に体内のトラブルです。ところが西洋医学にはこの概念が乏しく、症状のある皮膚へのケアばかりが取りざたされます。 漢方薬や鍼灸で皮膚トラブルを改善しようとする考えは全て体内からの供給を正常化するように設計された治療です。 もちろん、飲食や睡眠などの生活習慣の改善は必須です。

皮膚にトラブルを持つ方は保湿ばかりを気にするのではなく、自分の生活と体調に気を配ると良いでしょう^^

 

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