気候の変動。農薬の散布。自然の破壊。環境汚染。
こういったモノによって今後数十年で現在生息している昆虫は40%程が絶滅する可能性があるそうです。
「これが地球の生態系に与える影響は控えめに言っても壊滅的」なんだとか。
現在でもトンボやカワゲラ等の水生昆虫は多くの種が絶滅してしまっているそうで今後は蝶や蛾、カブトムシなどの陸生昆虫までもが絶滅していくそうです。 このスピードは脊椎動物の8倍のスピードで非常に危機的状況です。
と、近々豪シドニー大学、豪クイーンズ大学の研究からこのような論文が出てくるようです。
さて、虫がいなくなると人間は快適に過ごせそうな気がしますが、そうのんびりと構えても居られません。
昆虫が居なくなるということは食物連鎖が成り立たないと言うことです。 多くの植物の生殖(受粉)もできません。 土壌や水質の改善も行えません。
結果、人は生きていけません。
人間はこのまま自滅するのでしょうか? それとも科学は急速に自然を回復させて食糧問題を解決できるでしょうか?
おそらくは無理でしょう。
自然を残し、農薬を減らし、自然と共にに生きるという方向に舵を切らないと行き着く先は滅びです。 それは意外と近い未来なのだと警告されています。 経済よりも快適よりも文明よりも大切なものは生命です。 我々人間自身の生命のためにも自然と昆虫を守りましょう。