あなたは頭皮が痛いという症状を感じたことはありますか?

その痛みはピリピリ チクチク ヒリヒリ ビリビリ ズーンなどと表現されてとても不快です。

さまざまな頭皮の痛みを感じる疾患がある。

脳疾患、循環器疾患

くも膜下出血、脳幹出血などの脳出血、椎骨脳底動脈解離性動脈瘤など頭部に起こる重篤な病気の前兆として頭皮に痛みが出ることがあります。 吐き気や頭皮以外の感覚異常などが出て、自分でおかしいと感じたら迷わずに救急車を呼んでください。

頭皮の神経痛

以下にある神経に脳腫瘍が触ったり、自律神経の異常など他の様々な原因により周囲の血管や筋肉などの状態が神経を刺激して痛みとして感じることがあります。 基本的に吐き気などの症状はありません。 殆どの場合、命に別状はないですがとても不快ですので早めに病院や治療院に行きましょう。

後頭神経痛

大後頭神経痛 小後頭神経痛 大耳介神経痛があり主に後頭部に分布。

三叉神経痛

眼神経 上顎神経 下顎神経がありそれぞれが更に細かい名の神経に分かれ主に顔に分布。

皮膚の異常

頭皮にできたヘルペス

潜伏している帯状疱疹ウイルスが免疫の弱りなどで頭皮へ発疹を発症したものです。病院に行きましょう。

ニキビ

吹き出物、座瘡などとも呼ばれる皮膚に起こる炎症の一つです。ご存知の通り赤く腫れます。放っておいても治りますが、薬害やホルモン異常の場合は適切に処置しましょう。

頭皮の乾燥

頭皮の乾燥によりあかぎれ状態になったり細かな傷ができたりすると痛みます。これもニキビと同じく、薬害、ホルモン異常などで起こります。

薬害

食べ物、飲み薬、シャンプーなどの洗剤、整髪料などの化学物質により頭皮の炎症やアレルギー、ホルモン異常、神経への障害が起こることがあります。

 痛みを治すためには原因を取る!

鎮痛薬やブロック注射などは対処療法です。原因がそのままだと効果が切れると再発します。そのため、治すのであれば痛みを止めつつ再発予防のための手段が必要です。

病院での処置

脳出血や脳腫瘍など命にかかわるものは病院しかありません。一刻も早く診断を受け治療してもらってください。当然、脳神経外科などの専門医が望ましいですが病院に行くまでの時間が最優先です。とにかく救急で病院に入りましょう。

治療院での処置

病院で原因不明、または治療を行っても治らない場合は鍼灸院をはじめとした東洋医学系の治療院が効果的です。痛みの原因にかかわらず西洋医学とは違った東洋医学独自の考察によって治療を行います。西洋医学に比べ治療者の技術や知識のばらつきが大きいのでウデの良いところを探してください。エキテンや鍼灸コンパスなどのポータルサイトが便利です。

セルフケア

殆どの場合において、生活習慣は最も大きな原因となりえます。そのため、原因が日常的に使用する薬物によるもの。生活や仕事のストレスによるものなどは自身の努力がアレルギー、炎症、自律神経、ホルモンバランス等に対する最大の治療と再発予防となります。

自分でできる頭皮の痛みのケア

生活習慣を見直す

睡眠不足、強いストレス、運動不足などは神経、筋肉、ホルモンなどに大きな影響を与えます。先ずは正してください。

薬の害を避ける

飲み薬、塗り薬、化学調味料、合成洗剤…。現代人は様々な薬物に毎日晒されているため、病の原因を特定することは難しいものですが、ことを頭皮の痛みに限定するならばやはり頭につけている物を先ずは疑うべきです。

整髪料 ヘアカラー シャンプー コンディショナーなど皆さんが日常的使っているこれらの物は頭皮へ強い影響を及ぼし、体調そのものも左右すると言われる薬物が使用されています。 以下のようなものをご存知でしょうか?

合成界面活性剤 (陰イオン界面活性剤)

ラウリル硫酸アンモニウム ラウリル硫酸Na ラウミドプロピルベタイン トリクオタニウム-10 ポリクオタニウム-7 ラウレス-4 ラウレス-16などと表記されています。 強い界面活性作用で頭皮の必要な油分までも落とし肌を荒らします。 これらの成分には経皮毒としての作用もあり、白内障、視力低下、発毛阻害などの害があると言われます。 一般的なシャンプーの主成分なのでどのシャンプーにも間違いなく入っています。

乳化剤

ラウリル硫酸Na ラウレス-4 ラウレス-16 ブチレングリコール(BG)などです。乳化剤とは油を水に溶かすために使うもので界面活性剤と同じような作用があります。

殺菌 防腐剤

安息香酸Na エタノール ベンジルアルコール トリクオタニウム-10 ポリクオタニウム-7など。 製品を長持ちさせるために入れてある殺菌剤です。当然、人体にも作用するので頭皮の常在菌を殺します。結果的にこれらの存在は肌荒れや抜け毛、毒性成分を経皮吸収しやすくなる手助けとなります。

この他にも発泡剤、香料、着色料、PH調整剤、静電気防止剤、安定剤などの名目で多くの薬品がいれられていますが、上記と重複するものも多いので割愛します。 問題なのはこれらの多くには経皮毒性が認められ、皮膚から体内に毒性、アレルギー性の物質が入り込み、頭皮のみならず人体そのものにも影響を与える物質がかなり多く含まれていることにあります。

頭皮の痛みの原因。炎症とアレルギー対策

シャンプーなどによって起こる頭皮の荒れは界面活性剤によるものの他に経皮毒による炎症、吸収された物質に対するアレルギーなどが考えられます。 セルフケアできる頭皮の痛みは頭皮そのものが傷ついたり支配神経が刺激されることが主な原因ですからこれらの排除無くして解決するわけがありません。

アレルギーなどの原因になると言われて有害指定されている物質は日本の規制対象は102種ですがアメリカは800種類近くあるといわれています。 アメリカで危険と言われる物質でも日本で普通に使われているため、アレルギー物質無添加と書かれていてもアレルギーが起こる可能性は十分にあります。

そのため、危険なシャンプーを避けるにはコツが要ります。

①TV、チラシなどに宣伝が多い。

②安い。

このような商品は必ず疑いましょう。

宣伝するには非常に大きなお金がかかります。その代金は必ず商品の値段へ上乗せされます。

また、化学合成された材料は大量に非常に安価で製造できますが、本当に安全な材料を使うと必ず高いコストがかかります。そして商品価格が材料以下になる事は絶対にありえません。

どんなに安全そうなイメージで売り込んでいても、商品の内容量に対する価格を見れば安全性が疑わしいと一発で解ります。

つまり、安すぎる商品は先ずは疑って裏面を見てみてください。世に出回っている大手の商品は全滅と言っても過言ではないはずです。

本当に頭皮や体に優しい商品を作っている会社もある

◯王やライ◯ン、資◯堂などの有名どころばかりでなく、日本には小さな規模でも体に害のある成分を極力控え、安心な商品を作っている会社がちゃんと存在します。 こういった会社は宣伝を大きく行わないためあまり目立たず、大手に比べると商品価格も高くはありますが、その値段に見合った価値を提供し続けています。 たくさんの消費者がこのような商品を選び、それを作る企業が多くなってくれれば健康への害を無視して営利第一主義が横行する今の風潮もきっといつか変わるはずです。 あなたも一度、こういった商品や会社をご自身で調べてみるとご納得いただけると思います。

シャンプーはそもそもいらない

皮膚や頭皮についている汚れの殆どはお湯のみで落ちます。 そのため、洗剤を使う必要は特別ありません。どうしても必要なら純石けんでどうでしょう? リンスが欲しいならホホバオイルや太白ごま油、馬油などを少量つけて行うことも出来ます。いい香りが欲しいならその後、香水でも振っておけば解決です。

洗剤刺激が関係ない痛みの場合、鍼灸などで治療することによって治すことも出来ます。 なんでも洗剤のせいとは限りませんからね(笑)

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