このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。

もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。


60代 女性。立っていたり、歩いていると足の痛みで動けなくなるという典型的な脊柱管狭窄症の症状。病院での画像診断でも所見があり確定診断を受けていました。 週に1回のペースで治療をして行うほどに痛みは軽減。 最終的には痛みは完全消失し旅行にも行けるようになったとのこと。 一時はもう歩けなくなるのかとの不安が強くあったものの今は前向きに楽しく夫婦で暮らしている。痛みの再発は嫌だといい現在は一ヶ月に一回、定期的に治療を希望されています。

この方はご自身も随分と努力されました。生活を改め、指示した場所に自分でお灸を行い今も継続しています。 治療家はもちろん治療を行いますが、患者の協力がなければその効果も思うように出ません。治療者を信じて一緒に試行錯誤し努力して頂けた場合は最高の結果を出しやすいのです。 これは病院に行っても同じです。薬や医者だけに頼っている患者の治療過程は往々にして悪いものです。