症例報告62(低音障害型感音難聴?突発性難聴?)

このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。 もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。

難聴の患者さんが来たのは最近の話ではないのですが、ちょっと音が二重に聞こえるという疾患がニュースになっていたのを見かけたので記事にしてみました。 低音障害型感音難聴を突発性難聴と誤診されてしまう人がいるらしく、本人は突発性難聴だと思い込み鍼灸治療に来られるというパターン…意外に多いのかもしれません。https://news.yahoo.co.jp/articles/c8424b56e897c622d3e9a5e74ece72d580a36c84?page=2

ニュース記事には半夏白朮天麻湯が出てきたり、鍼灸治療に行こうか?というような記述があったりしますが、確かに西洋医学であっても感音系の難聴は難しいもので、原因は老化やストレスといったもの(原因不明とほぼ同じ)にされることが多いようです。それだけ研究がおくれている分野ということなのでしょう。

我々東洋医学でも耳鳴りや難聴の一部は難しい疾患であることはかわりありません。但し、あくまでも耳に関わる全身の機能的な問題と捉えて治療するので西洋医学の治療では無効だったものが治ってしまうこともあります。 それがもし本当に老化によるものであれば非常に難しい治療になるでしょう。 若返りは部分的にある程度は可能かもしれませんが、全身的に衰えたものを復活させるのは自然の摂理に反しますから。一度失った聴力を戻すのはとても難しい。それでも悪化をできるだけ食い止めることはできるでしょう。

勘違いしてはいけないのは老化を難聴の絶対的な原因だと思いこむことです。歳をとったからといってすべての人が難聴や耳鳴りを持つわけではありません。難聴にとって老化は大きな要因の一つではありますが絶対的な条件ではないのです。

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