健康な状態から変わらないこと。これは「アンチエイジング」であり、「未病治」であり「健康維持」であり「中庸にいる」ことであり「すべての人の望み」でしょう。 そのために様々な健康情報が流れているのですから。 しかし、多くの人の健康維持、増進のためにしている努力は果たして思わしい効果が出ているのかと言えばそれは疑問です。 これは思うように効かないということではなく、体に良いと信じて続けていることが悪い方向に向かわせていることがあるというものです。

特に疑問の大きいものに、いわゆるサプリメントや健康食品。この延長線上に薬や普段食べている全ての食品などの害があるでしょう。 これら良かれと思って行っていることが実は体の負担になっていたり、わざわざ病を作っていることも多く見受けられます。

今の世の中、◯◯は体に良いという情報は本当に沢山あり、それらの殆どが一応の科学的説明をされていて体に有益な変化させることに注目をおいたものばかりです。 健康維持を考えている人をはじめ、体調不良を持っている人もこういった情報に飛びつき健康増進として取り組むわけですが、効果は如何なものでしょう? 効いたのならそれはそれで良いでしょう。 しかし、現実にはどんな健康法も万人に同じように効くわけではありません。それは経験上ご存知の通りです。

Aさんには良く効いて体に良いものでも、Bさんには全く効かない。Cさんは体調が悪くなる。ということもあります。 よくTVショッピングなどで売っている商品の効能紹介になると、とても小さく「※個人の感想です」とか書かれています。 売っている側も万人に想定通りに効くとは思っていないと言うことですね…。 しかし、宣伝にはさも万人に効くように伝えています。 優良誤認させて買わせようとしているのがミエミエなのですがそれでも体調不良を持つ人はその商品の効果に希望を持ち購入するのですね。

 

さて、食したものは貴方の体に何らかの作用を必ず起こしているのはこれまでお話をした通りです。 貴方が変化に気付こうか気づかまいが、実際に変化があろうがなかろうがです。 そして、どのような変化を起こしていても同じものを摂り続けると必ず害が出ると考えるべきです。これはいわゆる副作用によるものではありません。長い目で見た時、効能が貴方に害を与える可能性があるということです。

 

つづく…