良くも悪くもその人の人生を決めるのは体質です。

今現在が病気だろうが健康だろうが体質によって人は生活を自分にとって、より快適なものに工夫しているでしょう。 食べ物も買い物も、いつもの考え方ですら、生活の全ては体質が知らず知らずのうちに関わり判断基準に影響を与えています。
もちろんそれが快適だというのであればそれで良いでしょう。 しかし、このページにたどり着いた方はおそらく今の自分の体質が嫌いなのではないでしょうか? そして、できることなら体質を改善したいとお考えではないのでしょうか?
体質はたとえそれがどんなものでも、きっかけと努力で変えられるものです。
 

肩こり体質

多くの場合はパソコン仕事や勉強のしすぎなど生活習慣で肩が凝っていき、体質レベルにまで悪化、長期化したものでしょう。
ところが、小学生や赤ちゃんなどの子供にも肩こりがあることがあります。 様々な理由が考えられますが、本来持つ体質が関係していることがあるのでしょう。
 
肩がこると様々な症状が現れます。 頭痛や眩暈、耳鳴りなんてのは代用的なものですが、その他にも心理的にイライラしたり、根気がなくなったり、子供だと疳の虫や夜泣きを起こしたり本当に様々です。
 
実際に治療してみるとほとんどの場合、肩こりはその場で軽減しますが、さすがに体質にまで及んでいる症状は生活をしていると元に戻っていきます。 治療を定期的に継続しながら、原因を突き止めて取り去りることで本当の意味で治っていくのです。
肩こりの原因となるものでよく言われるのは姿勢だったり、力仕事やその場合の体の使い方だったり、骨格の異常だったりなどと言われますが、この診方を行うのは西洋型の外科的な鍼灸です。 漢方鍼灸の場合はそういった物理的(外科的)なものよりも、もっと体質を作っている素。 体の中の働きを重視します。 現代で言う所の内科的な考えをもって体質を改善していくことができるのが「気の医学」である漢方鍼灸の強みだといえます。
外科と内科。どちらにしても肩こりの原因となりえますし、人によっては両方を持っていることもあるでしょう。 どちらか片方だけでなく、両面から診られることが体質改善にとても重要なことなのです。
 
肩こりが治るとコリ感や痛みが無くなるのは当然ですが、びっくりするくらい全身が軽くなります。 体が羽のようなどと表現する人もいます。 目、耳、鼻、口といった感覚が正常化して敏感になり、よく見えたり、聞こえたりするようになります。 月経や便秘の悩みが改善したりと様々なオマケがついてくることもあります。 これは体質は本人は気づかなかっただけで、肩以外にも悪影響を与えていたからです。
肩こり一つ治して人生が明るくなるのなら治さない理由はありません。 ご自身の体質、病がこれ以上、深くなる前に早めに改善に取り組んでください。
 
 

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