体内時計の役割

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/12/post-9168.php

ドイツの学者の「代謝やDNA修復、細胞周期といった分子の時間依存性プロセスと体内時計との関連」に関する発表です。

 

色々と難しく書いていますが、体内時計と言われる概日リズムが細胞分裂の周期、その正確性、効率に影響を与えているってことですね。 

過去にも概日リズムの変調が遺伝子、細胞レベルでの働きに影響を与えているという記事は何度も見かけたことがありますから、恐らくは本当のことなのでしょう。 この2つは互いに相関関係を持っているので代謝異常が起これば概日リズムは狂うし、概日リズムが狂えば代謝異常が起こる。ということのようです。 どちらかが狂い、どちらも狂えば、最終的に人の命を脅かす病気を起こす訳です。

 

睡眠障害

概日リズムが狂うことによる最も分かりやすい症例は睡眠障害でしょう。 寝るべき時間に寝付けなかったり、眠くならなかったり。 起きるべき時間に起きれなかったり、眠たかったり。 また、寝ていても疲れが取れなかったり、寝た気がしなかったり。夢が多かったり。 などにより仕事や生活の質を低下させます。 日中なんだか眠くてぼーっとしている。 この状態こそが体内の正常な代謝が行われていない証拠だということです。  若い頃は徹夜続きでも全然平気なのが年をとると無理が効かなくなった来たり、夜寝付けないでなのに朝早く目が覚めたりと老化に伴う変化は睡眠障害の大きな原因です。 老化とはすなわち代謝の低下とエラーの多発ですからどんどん体の活力が失われながら、睡眠に関わる悩みが増えていくということになります。 これが進むと昼も夜も無くなってきて一日中寝ている、ぼーっとしている。など、後期高齢者のイメージに近くなっていきます。

健康維持のために必要な睡眠はその時間だけでなく、質やタイミングも重要です。 概日リズムを如何にして正常に保ち、体の活力を維持するか?は 本来、薬でどうこうする問題ではなく生活習慣の改善が大きなウエイトを占めます。 昔から「規則正しい生活を」や「早寝早起きしろ」などと言われるのは全くこのためです。 難しいことを考えなくても人は太陽とともに生活することで健康を保つような仕組みになっているのですね。

 

概日リズムを治して健康で長生き

狂ってしまった概日リズムを治すには規則正しい生活をする必要がありますが、もう体内時計の狂った人は寝ようとしても思ったように寝られません。 そこで何とかして眠りを改善しなければいけないということで、様々な工夫がされます。 投薬、ハーブティー、音楽、アロマ、サプリメントなど様々なものが出てきています。  これで寝られるのならばそれはそれで良いですが、ワザワザお金をかけなくても「運動」すればいいのです。 自分の体力に合わせ、程よく疲れさえすればいい。 眠れないなら更につかれればいい。 それでも眠れないなら眠らなければいい(笑)

 

例えどんなに概日リズムが狂っている人でも今、生きている以上は眠りの質の良さ、時間の長さにかかわらず必ず寝ています。 最低限の睡眠をとらないと人は発狂して死ぬと言われていますから。 そして、質の良い眠りを取る最も確実な方法は疲れることです。安価で確実。さらに自分のペースで行えるため個人差の調整がしやすく害が出にくい。 他の方法ではここまでのコントロールは不可能です。  限界まで疲労すれば人は必ず寝ます。それをきっかけにして概日リズムを太陽に併せて改善していけば良いのです。 

 

 

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