なんだか勘違いされている鍼灸治療②

刺しても効かない鍼灸

施術者の数が増えると全体の質が落ちます。 これは仕方のないことです。

元来、鍼灸師、柔道整復師、あんまマッサージ指圧師は法律によってその数と養成所の数を制限されていましたが2000年にその制限が緩和され爆発的に増加しました。 国はお金のかかりすぎる現在の医学を、鍼灸をはじめとする東洋医学に一部、置き換えたいと言う話も聞きます。 その前段階として施術者を増やしたのでしょうが今のままでは到底、本当の意味での代替医療には約不足なのかも知れません。

鍼灸施術は見た目的にはただ刺しているだけのように思えますが、実際には刺しただけでは効きません。 いや、正確に言うと刺しただけで出る効果もありますが、鍼灸本来の効きが全く出ません。 鍼灸治療の効果としていろいろと言われていますが、それらは過去の達人たちの話であって現代に生きる鍼灸師が同じようにできるかと言えば、不可能でしょう。

これは、医学のメインが西洋医学に変わったことで本来、鍼灸師が診ていた病人を実際に診る機会が激減したことが大きいです。 鍼灸は智識であると同時に技術なので一定期間の鍛錬を必要とします。 過去の鍼灸師には今の鍼灸師の何倍も勉強と修行の時間がありました。徒弟制度がある頃には弟子入りして覚えるのも当たり前のことでした。 しかし、それらの多くは今は行われておらず、有志のみが自分で努力しているだけとなっています。 養成学校を作り、西洋医学と変わらぬシステムを用い、西洋医学に強い鍼灸師を効率的に増やせましたが、既に本来の東洋医学としての鍼灸技術を教えられる人の数は絶滅寸前にまで減少しているはずです。 江戸時代には鍼灸を含む漢方が最も栄えましたが、この頃の水準に戻ることは、恐らく我々が生きている間にはおこらないでしょう。

鍼以外の力で鍼灸する

技術が拙い分は他の工夫でカバーするしかありません。 代表的なのが電気鍼。 刺した鍼に電気を流して暫く放置する方法で、多くの鍼灸院が取り入れているものです。 

次にマッサージなどとの組み合わせ。 鍼灸技術の拙さを揉むなどの手技でカバーしようとするものです。 患者も揉まれることに抵抗がある人は少ないので集客しやすく経営的にも有利です。

既存の治療理論との組み合わせ。 西洋医学との融合が代表ですが、その他にも様々な健康理論と組み合わさっていることがあります。 酸素なんたら。 なんとか水。 酵素モニョモニョ。 枚挙にいとまがありません。

つづく…

 

 

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