かんたん?東洋医学 ⑰
-目次-
なんでも端的に表すと嘘の部分が必ずまじります。 簡単に説明すると嘘の部分が生まれ、詳しく説明するとややこしくなる。 これはジレンマです。
なので簡単に説明してる記事はその全てを鵜呑みにはしないでください!!
Q はりを刺した場所がツボを外れると痛いのですか?
鍼灸師のウデを評価するときに刺すときに痛いかどうか?を指標にすることがあります。痛いと下手で痛くないと上手。ということでしょうが、確かにある程度痛くない刺し方というものはあり、それは技術でカバーできます。 しかし、痛みは神経で感じるものであり、痛みを感じるポイント「痛点」がないとだめです。場所にもよりますが痛点は1平方センチメートル当たりに100~200個分布し直径は約100μmなので意外とまばらなものなのです。 この痛点にはりが当たればどうしたって痛いし、当たらなければどうということはない。はりを刺すときに感じる痛みはそんなものです。なのでここは鍼灸師のウデとは直接関係ありません。目に見えない痛点に当たるかどうかなんて運ですw
痛点のお話をしてもツボなら痛くないんだよね?と言われることも多いですが、反応のあるツボは感覚が低下していることがあるのでそのような場合もあります。しかし、感覚が異常に敏感になっているのもツボの反応なのです。その場合は痛みを強く感じないと嘘になります。だからツボだから刺すときに痛い、痛くないというのはなんの基準にもなりません。
A ツボかどうかは刺すときの痛みと直接の関係がありません。
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