なんでも端的に表すと嘘の部分が必ずまじります。 簡単に説明すると嘘の部分が生まれ、詳しく説明するとややこしくなる。 これはジレンマです。
なので簡単に説明してる記事はその全てを鵜呑みにはしないでください!!
Q東洋医学は体に優しいですか?
西洋医学は体に対して辛く、東洋医学は優しい。こんなイメージが一般化しています。 別に悪いことではないですが、大きな誤解があります。
そもそも、やさしいって何を指して言っているのでしょう? きっと「効果が緩やか」とか、「副作用がない」などではないでしょうか?
うーん? 合っている部分があり、違っている部分がありですね…。
確かに西洋医学は病人、怪我人を一日も早く復帰させるための医学ですから作用が強いことに重点を置いているきらいがあります。しかし当たり前ですが、ちゃんと体への負担を考えてもいます。
東洋医学も科学であって魔法ではないので、患者に都合のいい優しく治療して効くものだけではありません。 病によってはキツイ効果や副作用があっても必要な治療を行います。
結局は患者さんの状態によってどちらも優しくもあり、厳しくもあると。
そうすると、現代では比較的軽症、慢性病を診る機会の多い東洋医学のほうが優しい治療を行うことが多いのかもしれません。これがそのままイメージとして定着してしまったのでしょう。
A西洋医学も東洋医学も厳しくもあり、優しくもあります。
現代の西洋医学は花盛りですから当然使うとして、東洋医学は2000年以上あるこれまでの実績が豊富なのが最大のウリなのですから、捨ててしまうのは惜しい医学です。用途に合わせてうまく使い分けてくださいね(^o^)