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体調不良を持ってる人はかなり多くいます。というよりも、恐らく全ての人(生物)がその大小に関わらず何らかの健康不良を持っているでしょう。

健康そうな若い人でも例えそれが赤ちゃんですら、それぞれに心身の悩みがつきものなのだということは治療家をしていればなんとなく分かってきます。 そしてそれぞれが持っている体調不良の程度によって治療を望んだり、放ったらかしたりを選ぶのです。

①症状が弱い。ほっとけば治ると思う人は基本的に治療に行きません。

②症状が強くて治らない。または頻発する場合、普通は治療に行きます。

加えて

③我慢強い人はなかなか治療に行きません

④我慢弱い人はすぐに治療に行きます。

 

さて、もし全ての人が上記の4つに別れていて、みんな不健康なのだとしたらどのような人がより健康に近づいて行けるのでしょうか?

 

①は普通、大きな問題はありません。もしかしたら、重大な病気によるものの可能性があるかもしれませんが、それも非常に少ないことだと考えるでしょう。 しかし、医者の立場からすれば検査や治療に行ってくださいと言うべきかもしれません。ただ、もし些細な症状をムリに治そうとしたり原因を突き止めようと躍起になりすぎると医療によって害を受け不健康になっていく可能性もあります。

 

②は病院になどに行って処置をして治れば健康に近づきますが、もし治らなかった場合は検査、治療の負担に疲れてきて心身共により不健康になります。

 

③は自分の体に自信があったり、仕事などで時間が取れなかったりなどの理由により放っておいたり、市販の薬などで症状を抑える人です。医者嫌いの人が多いように思います。 時間経過で治る病であればそれでも良いですが普通は治療にいかないと余分に時間がかかります。勝手に治らないものであれば継続、または悪化するのでやはり治療が健康への早道です。

 

④はちょっとした体調不良でもすぐに病院などに行く人です。必要以上に不安がる人、医療に過度な期待を持つ人などが当てはまります。早期発見、早期治療によって重大な病を未然に防ぐ確率が上がりますが、不要な医療によって返って健康に害を及ぼすこともあります。

 

 

①で③な人

重い病も持たず、医療の害も受けにくいので恐らくは最も健康に近いです。 当然、若い人ほどこのような人が多く、体力も気力も十分です。もし病にかかっても治りが非常に早い人達です。

①で④な人

神経質な人や不安がりの人に多く一種の精神疾患を患う方も居られます。もちろん、健康管理が厳格で管理を細かくおこなっているとも考えられますのでそれはケース・バイ・ケースです。 自分の些細な症状に過度に反応して医療にかかるので薬害や検査による害を受け、ドクターショッピングや薬異存に陥りやすい人達です。

②で③な人

日本人は我慢を美徳とする風潮があるため、こういった方も一定数居られます。生活や仕事などの兼ね合いで仕方のない場合もありますが、医療者としては一日も早く医療にかかってくださいとしか言えません。 医療により今よりはきっと健康になるでしょう。

②で④な人

ひどい症状で病院にかかっているような人で恐らくは最も一般的な行動でしょう。医療者も患者も治すために努力しているはずですが、治らない場合には病院に行きつつも治療そのものを諦めている方々も多いものです。健康になる方法を見失っている事が多く非常に厄介です。

 

どのような症状でも医療にかかるorかからないはご自身が決めることです。 そして、どのような医療を受けるかもその治り方に影響を与えます。 どの医療にかかり、どの治療をしても健康になる可能性はありますが、一つだけ全てのタイプに通じて言えることは患者は医療者を信じ、医療者は患者を信じることです。
ただ、医療者は少なくともこれらの人によって健康に導く方法を変えないと駄目ですね。当たり前ですが傾向はあってもそれが絶対では無いので試行錯誤です。自分に合う、合わない医療や医者というのはこういったものもきっと影響してますね。
医療者の無知は患者を悪くし死に追いやります。 そして患者の無知は医療と医者を疑うことに繋がります。 お互いに人間である以上、全てを分かりあうことはできません。考えられる最高の結果を求めるなら最後は信頼関係しかないのです。

※ここで出てくる医者とは医師限定ではありません。西洋、東洋、手技などを問わず医に関わる全ての人達です。

つづく…。