肩こり専門・膝の痛み専門・腰痛専門・頭痛専門…など世の中には様々な専門治療院がありますが、特定の疾患や体の一部分にフォーカスするだけでは捉えられない容態があります。
特定の部分を細かく細かく見ていくものはある意味西洋的な考え方です。一方、特に東洋医学では「身体全体を見ることで部分を直す」という考え方があり、その手法をとる場合に小さな部分だけを見ていては直すことができない場合が多いのです。この二つには一長一短があり、必要に応じて使い分けることが大切です。そのため 当方は【部分の専門とはならず、全体を診ることで治療を行う専門】として鍼灸専門を掲げております。

鍼やもぐさはタダの道具でありそれを「どこにどう使い治すか?」という方法論が技術であり「医」という学問となるのです。 医学とは鍼灸、注射、手術、投薬などの治療の手法や道具を以て決定するものではなく、

その治療を何故そのように使うのか?
なぜ、その治療を行うのか?

など目には見えない思考や理論の部分が医学となり学問として成り立つのです。
当院は過去最高の鍼灸治療技術レベルを持っていた江戸時代の鍼灸の復興を試みる方に師事し、学者として、職人として、治療者として励ませて頂いております。 洋の東西を問わず現代の医学とは過去の医者達によるトライ・アンド・エラーの集大成です。そして、その情報は確実に積み上がってはいるものの未だすべての病を治すまでには至っていません。
ただ、トライ・アンド・エラーでしか効果を出すことのできない「医」という分野であるからこそ、生涯勉強し、技術を磨く必要があると実感しています。

鍼灸師という道を選んだ以上、よりよい効果を出すためにも専門化する必要があると思っております。