良くも悪くもその人の人生を決めるのは体質です。

今現在が病気だろうが健康だろうが体質によって人は生活を自分にとって、より快適なものに工夫しているでしょう。 食べ物も買い物も、いつもの考え方ですら、生活の全ては体質が知らず知らずのうちに関わり全ての判断基準に影響しています。
もちろんそれが快適だというのであればそれで良いでしょう。 しかし、このページにたどり着いた方はおそらく今の自分の体質が嫌いなのではないでしょうか? そして、できることなら体質を改善したいとお考えではないのでしょうか?
体質はたとえそれがどんなものでも、きっかけと努力で変えられるものです。
 

頭痛体質

日本人の3人に1人が持っているとまで言われる頭痛。 偏頭痛や群発頭痛などの区別がありますが、どれも鍼灸では改善し易い疾患といえます。
脳腫瘍などで起こる特別なものとは違い、体質として頭痛が起きやすい人は確かにいます。 子供の頃から頭痛持ちであるような人や長年おさまらない頭痛を持つ人は病の根っこがかなり深いと考えられ、体質にまで原因が及んでいる可能性が高いでしょう。
原因として肩こりに伴う頭痛はとてもありふれていますが、実はその他にも沢山の頭痛を起こす原因があり、鍼灸でも治療法はその原因の数だけあります。 特に体の働き(現代の内科系など)に関わる不具合で起こっているものは東洋医学の「気」の働きとされ治療の対象とされます。 例えば、月経周期に合わせて痛む人。 夜になると痛む人。 逆に朝だけ痛い人。 風呂に入ると痛む人。 PCやTVを見ていると痛む人。 テストや重大なイベントなどの前に痛む人…。 様々なシチェーションが考えられますが、その時に体に起こる変化と体質から診て治療していくと上手くいくものです。
治療では今出ている痛みを抑えると同時に体質も変えていき、少しずつですが頭痛そのものが発生しなくなっていきます。 体質からくる病はどんなものでも魔法のように直ぐ治ったりはしません。 治療は長期となる可能性が高いですが、きちんと目的をもって確実に治していくことが大切となります。
 
当然、体質が変わると、恐らくはあるであろう他の付随疾患も改善していきます。 眩暈や目の眩しさ、暗み、耳鳴り、吐き気など起こっている方は沢山いるはずです。
東洋医学では頭痛が起こる体質というのは、長い目で見て頭痛だけの問題に留まらず、他の病の原因を作ることにもなります。 また、日々の生活で「頭痛がある」 「頭痛が起こるかもしれない恐怖」というのはとんでもないストレスです。 このストレスから開放されると様々なことに前向きにもなりますし、それがまた、体質改善のきっかけとしても役立ったりします。 なんにしても、治療によって今よりも健康で快適な毎日が送れることは間違いないでしょう。
 

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