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ちょっと古い記事になりますが随分と話題になったので取り上げたいと思います。

こういった常識を疑え的な記事は定期的に出てきますね^^

センセーショナルなのでとっても話題になりやすいし、自分の健康に関することなので一億総健康オタクと言われる日本人はほっとけないのかもしれません。

しかし、それもつかの間。

今ではもう話題にも登りません。 結局この話の真偽はどうなのよ?!といった感じですね。



根底にあるのは…
医療不信と患者の勘違い

でしょうか? もっと掘り下げれば理由はいろいろとあるでしょうが今回はこの辺りのお話です。




医療不信
病院に行って何時間も待ったのに医者に見てもらっても診療時間は数分。しかもPC画面ばっかり見てる。検査に回されて薬もらって帰っただけ。

私は別にこれが悪いとは言いません。今の医療システムで仕事をこなしお金を稼ぐためには仕方のない事ですから。それに、この方法で沢山の患者さんが救われているのが現実です。
しかし、一部の患者さんからすると不満の残る診療体系なのは間違いないでしょう。 出された薬や行われた処置で治らなかった場合、期待した効果が出なかった場合の不満は大きいです。

患者と信頼関係を築けない医者の現状。これが医療不信の一因だと思っています。


患者の勘違い
実際はこちらのほうが問題として大きいでしょう。

ネットや雑誌などで一般人でも医学知識が簡単に手に入るので、間違った知識や偏った知識を持っている人がどんどん増えています。 

今回の薬の話であれば、副作用が思ったより怖い!どうなってんの?といったところでしょう。


当たり前ですが医者は病気を治すために薬を出しているのです。患者を不健康にしようなんて考えてません。 必要な薬を必要な量出しているので副作用の心配はあまりありません。もし出たならその時に医者に相談すれば良いだけです。

皆さん頭ではそう分かっているはず。

分かっていない人。若しくは医者が全く信用出来ない人は簡単に病院に行かないほうがいいです。行ってしまうと医者も患者もお互いが不幸になるだけです。

現代日本人の一生で本当に病院にかからないとダメな場合って非常に少ないです。 普通の人は風邪もインフルエンザも寝てれば治ります。栄養状態が良くて体力が充分な人が殆どですから。  
血圧や血糖が少々高くてもすぐにどうこうはなりません。 病気になるリスクが上がるだけです。
なので信用出来ない人はムリに病院にかかる必要はありません。

しかし、普通は皆すぐに病院に行きます。そして薬を欲しがります。 

自分たちで医者を忙しくしておいてその対応に不満を募らせ信用出来ないなとど言うのは単なる身勝手ではないでしょうか?



ところであなたの健康知識はどこで仕入れましたか?

殆どの人はテレビや雑誌ではないでしょうか? ぁ、インターネットの情報の殆どはこれらの記事を元に作られているので同じことですよ。

今回の週刊現代の記事もそうですがメディアの目的は1つ。売上です。そのために広告宣伝をセンセーショナルな記事で行い注意を引くわけです。 

その記事の全体が真実である必要はありません。ウソでなければいいんです。だから非常に偏った極端な意見の記事が沢山出てきます。

それを見て読み手の一般人がどう思うかはその人次第。 どんな勘違いしようとそんなのはその人の勝手。

これがまかり通ってるんですね。

これってサプリメント新発見!◯◯が△△に効く!!なんてのも同種です。たまーに使えそうな内容もありますが殆どが誇張しまくりの記事です。

あなたは無責任なメディアの記事を信じますか?それとも対応が悪いとはいえ医療の専門家の判断を信じますか?

雑誌の情報のものより医者の出す薬のほうが100%よく効くし安いです。 もし、効かなかった人にはその理由がありますがそれは今回とは全く別の話なのでまたの機会に…。