なんでも端的に表すと嘘の部分が必ずまじります。  簡単に説明すると嘘の部分が生まれ、詳しく説明するとややこしくなる。 これはジレンマです。

なので簡単に説明してる記事はその全てを鵜呑みにはしないでください!!

Q 東洋医学はオカルトでしょう?

オカルトというものがどういう意味に取られているのかを先ず確認したいですが、Wikipediaによると…

「目で見たり、触れて感じたりすることのできないことを意味する」

「論敵にレッテルを貼るために使われてきた歴史を持つ。特に、正統派を自認している側から、そうではない側をこの名称で呼ぶことが行われた。ただし、その正統派が誰なのかという点は時代とともに変遷する。」

「立場が異なる知識体系の内容はそれがどんなものであれ、大抵はとりあえず慣れないうちはひどく意味不明であり、まるで得体の知れないものを扱っているように感じられることから、“隠されたもの”という語があればその語を用いて非難してしまいたくなるという人間の心理上の事情もある。宗教や信仰の分野においても、そのような原理は働いており、自らの信仰体系とは異なるものは即「オカルト」と呼ぶことにもつながる。」とあります。

そうなると現代人は全てと言っていいほど、現代科学の申し子ばかりですから、その一般的な知識から外れた東洋医学は全て「オカルト」であると言えます。漢方薬も鍼灸もヨガも気功もマッサージも整体もオカルトです。これらのもともとの基礎理論は現代科学ではないですから。

とは言え、現代科学の力でその作用機序が解明されつつあるものもあり、完全なオカルトというわけでもなくなってきました。但し、それらはあくまでも研究段階の仮説や証明のしにくいものばかりです。まだまだ完全な科学にはなり得ていません。それでも各国での違いはあるものの国が認めている東洋医学もあるのです。日本でも一部保険の使用が可能な漢方薬、鍼灸、按摩、マッサージ、整骨は国が認めているオカルト半分の医学だと言えます。 たとえ一部でも国が保険使用を認めているということは、これらオカルト半分の医学は「理由はよくわからないけど効果はある。」と国も認めているいうことでもあります。 効果のない治療法はたとえ西洋医学でも保険の適応を外される時代ですから 一応、東洋医学も日本国のお墨付きを貰っている訳です。

つまりは多数派、正統派である現代科学での説明がつかない東洋医学がまだまだ多いので、そこを否定する人にとってはオカルトであり、それらに立った仮説を肯定的に信じる人にとってはオカルトではないということになります。 もちろん、東洋医学独自の理論体系を理解した者、東洋医学しかなかった時代の人々にとっては東洋医学はオカルトでもなんでもありません。立派な正統派医学です。実生活に基づいた長い実績と結果が残っていて、それを信じて勉強、実践した人たちですから。その人達にとっては現代西洋医学こそがオカルトなわけです。

結局、オカルトとは見えないものや良くわからないものに対する人の不勉強と思い込みによる差別みたいなものです(笑)

A 現代においてはオカルトだと感じる人も一定数いるはずです。しかしそこに東洋医学の魅力と可能性があるのです。

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