電磁パルス(EMP)で崩壊する世界

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170805-00010000-yomonline-life&p=1

 

面白い記事を見かけましたのでご紹介します。 電磁パルス( electromagnetic pulse EMP)が核攻撃や自然現象によって広範囲に降り注ぎ、その中にある電子機器を焼き切ってしまうというものです。

強い電磁波がケーブルや電子回路に入るとサージをおこし高電圧、高電流が発生してコンデンサやその他の電子部品を破壊します。 この現象を利用したEMP攻撃は映画やアニメなどでたまーに出てきますが、少し調べてみると2015年には実際にアメリカ空母が中国のEMP攻撃に会い無力化されていたようです。 国際情勢なんていつどうなるか分からないのですから、とりあえず日本も国や自衛隊、生活インフラの重要な設備などにはEMP対策が必須でしょう。是非早急に進めてもらいたいものです。EMP攻撃についてをこのように聞くと、とってもハイテクな攻撃のように思えますが、EMP発生機は意外と簡単に作れます(笑)https://youtu.be/siVGavpBiyA

Yahooの記事は核兵器を使って起こる広範囲のものが載せられていますが、それ以外でも範囲を限定すれば意外と簡単に攻撃を仕掛けられてしまいますね。

攻撃が単純なので防御方法も単純なのですが、現実にはとてつもなく手間がかかるので簡単には防げません。 一応、EMP攻撃は電磁波を遮断することができれば防げます。 例えば、ファラデーケージ(遮断箱)と呼ばれる電磁波を通さない箱に電子機器を入れれば保護されます。電磁波の波長によってその箱の材質は異なり、γ線(放射線の一つ)を遮断するのに鉛が使われることは有名ですが、EMP攻撃で使われる電磁波の場合は鉄です。 この箱の厚みはあるほど良く、薄いと効果が減少します。 

これを聞くと個人レベルでの防御がほぼ不可能であることが分かると思います。 電磁波を遮断する分厚い鉄で囲まれた電子機器を日常的に使うなど不可能だし、使えたとして不便極まりないです。 なので現実には防御不可。もし誰かに攻撃されたら貴方が持っているスマホもテレビも車もPCもエアコンも一瞬でオシャカです。

さて、Yahooの記事にもあるように本当に問題なのは貴方のスマホが壊れることではなく、生活に必要な電力の一切が止まる可能性があることです。 あらゆる生活活動のほぼ全てを電力に頼っている現代日本は大規模長期停電という事態が起これば大混乱は必至。江戸時代なみの生活知識やバイタリティがある人はその中でも生き残ることができるかも知れませんが、殆どの人は病気、怪我、飢え、渇き、犯罪によって命の危機にさらされるでしょう。 大規模な攻撃を受けていたら助けを求めてもどこからも来ないと思ったほうが賢明で現地医療もほぼ役に立たない状態になると容易に想像できます。 ついでに電気を使わない我々物理療法系医療者も困っている人たちを前にして殆ど何の役にも立たない可能性が高いです。「こんな時こそ我らの独壇場!」とかいいたいですが、鍼灸師だって所詮は軟弱な現代人ですから(笑)  勿論、やるべきこと。やれることは行うつもりでいますが果たしてどれだけのことができるやら…。

結局、その時に生き残るために頼れるのは皆さんがそれぞれ持つ能力のみ。知識、知恵に基づいた創意工夫。善意に基づいた協力体制。これしかないのではないでしょうか? 私も専門知識をいざという時にちゃんと使えるように準備しとかないといけないですね!(´・ω・`)

松山鍼灸院 漢方鍼灸個別治療室 仁塾