症例報告37 胸椎ヘルニア

このブログの症例報告では私がこれまでに診てきた患者さんの症例について色々と書き連ねて行きたいと思います。

もちろん、本人の特定は出来ないような内容でお送りしますので抽象的になる部分もあると思いますが、同じような症状にお悩みの方の一助になれば嬉しく思います。

 

胸椎ヘルニア

30代男性 腕、背中の痛みで病院にかかり画像診断にて発覚。 

首や腰、消化器などのヘルニアはよく見ますが胸椎は初めてお目にかかりました。調べてみると実際に患者数も少ない疾患のようです。構造的に胸椎はヘルニアを起こしにくいと言われていて、この方自身もなんで起こったか分からないと言っているので発生原因は不明と言って良いようです。

椎骨のヘルニアなので基本的に首や腰と同じように治療を行いますが、場所柄、心肺に近いため気を使います。まだ、治療は始まったばかりですが先ずは痛みのコントロールができるまでは回復させたいものです。 飛び出たヘルニアは痛みを抑えてからじっくり治すしか無いです。 勘違いしてる患者さんも多いですが、飛び出たヘルニアが一瞬で引っ込むなんて普通はありえません(笑) そして、ヘルニアが飛び出ていても痛みが止まることがあるのは多くの治療家の経験から実証済みです。  とりあえず痛みがなければ生活に困りませんから手術を考えている方はその前に鍼灸を試してみる価値はあると思いますよ。  手術はいつでも出来ます。切ってしまうと後戻りはできません。もし失敗すると患部から下は一生麻痺を起こすリスクがあるわけですから決断は慎重に行ってくださいね。

松山鍼灸院 漢方鍼灸個別治療室 仁塾