体質改善はその考え方から圧倒的に西洋医学よりも東洋医学で行われることが多いでしょう。

 

西洋医学には体質病というものはありません。あるとしたら遺伝子の病か生活習慣病ということになります。 これは西洋医学は主に外科的処置の可能な疾患と感染症を病として捉えているからです。

 

東洋医学は体質によって起こりやすい病などが定義されていて先天的、後天的な要因で決まるとされています。そのため体質を改善するということは生活を変えるということと同義であり、自己努力なしには絶対に起こりえません。 治療は体の変化を加速することと、狙った方向に向けるためのナビゲーター的な役割となります。

 

もしも、治療によって体質を強引に変えようとすると強い毒の類をもって強制的に体の機能を狂わせる必要があります。 これは西洋医学でも東洋医学でも可能です。 但し、良い体質への変換を狙ってもその体質に変化させることは非常に困難です。多くの場合は体質が「虚弱」となり余計に悪くなります。

 

体質を改善すれば非常に快適な人生が待っています。しかし、一朝一夕には叶わないものです。患者、治療者ともに共通した目的を持ち、確かな方向性を定めて地道な努力が必要です。