大人のニキビはこうやって出て来る。

ニキビ。 尋常性痤瘡とも言われるものでいわゆる、吹き出物です。

ニキビのできる原因は様々なものがあると考えられており、それらの要因がいくつも重なっているのが普通です。また、ニキビのケアの仕方を間違えると跡が残ったり、細菌などが感染して膿んだりもします。後悔しないためにも正しい知識をもって適切な対応を行いましょう。

原因

ストレス

多様化された現代社会はストレスが多いと言われます。心理的なストレスは自律神経、ホルモンバランス、睡眠の質などに影響を及ぼし皮膚の状態を悪化させます。

ストレスというものは心理的なものだけではありません。物理的に体に感じる感覚もまた、ストレスとなります。気温、摩擦、圧迫、音、光…。そしてあらゆる薬品など本当に様々です。これらの刺激もまた、皮膚や自律神経、ホルモンに対し影響を与え、その害が皮膚に及べばニキビの原因となります。

ホルモン

基本的に皮脂の分泌を促す男性ホルモンがニキビの発生を促進し、女性ホルモンがニキビを抑えます。女性も男性も両方のホルモンを持っているので、性別に関わらず生活の不摂生やストレスなどによりホルモンバランスが崩れるとニキビの発生に大きく関わります。

皮膚、肌、毛穴の状態

主に毛穴から出る皮脂に関わりがあります。 オイリーな肌はもちろんですが逆に皮膚の乾燥がおこっても表面を護るために体から出る皮脂の量が増えて逆にニキビの発生率が高まります。毛穴から出る皮脂が上手く皮膚になじまないで内部に詰まるとニキビの第一段階です。

遺伝

ニキビを起こしやすい体質は遺伝しますが、その後の生活で受ける要因の方が大きいと言われます。適切な処置を行えば治っていく可能性は高いでしょう。

ニキビはこうやって出てくる。そしてその後は…

①食事や睡眠の質、量の悪化。自律神経の働きが上手くいかない。化学物質や環境から受ける刺激などにより自律神経や各種ホルモン量に影響がでる。

②毛穴から皮脂の分泌量が増す。

③出過ぎた皮脂とホコリ、垢などにより毛穴が塞がる。

④毛穴の内部で細菌が増殖。(アクネ菌 マラセチア菌)

⑤炎症を起こしニキビとなる。

①~⑤によって大きな物ができたり、ニキビが繰り返し起こると炎症が治った後にもシミなどのニキビ跡となって皮膚に残ることがあります。こうなるとその部分の皮膚を何度も新陳代謝させて(ターンオーバー)治していくしかなくなりますので非常に時間がかかります。 ニキビに関わる皮膚トラブルは初めからニキビをつくならいようにするのが一番です。

大人ニキビの予防と対処をしましょう。

先ずは生活習慣を見直しましょう。 特に食事、睡眠、運動、排泄はとても大きな原因です。

食事

カロリーや油の多い食事、逆に少なすぎる食事を続けると皮脂の分泌量が増えてニキビ発生の元になります。バランスの良い食事をしましょう。

睡眠

主には寝不足です。寝ていても熟睡できていないなどの睡眠障害があるといけません。改善しましょう。

運動

運動により汗をかくことは毛穴のクリーニングにもなります。もちろん汗を書いた跡はシャワーなどできちんと洗い流しましょう。

排泄

便秘はニキビの大きな原因になります。毎日、快食快便になれるよう心がけましょう。 汗を出すこともニキビの予防に役立ちます。

ストレスと上手く付き合う

ストレスを完全に無くすことはできません。 不要なストレスは避け、どうしても受けてしまうストレスは上手く発散しましょう。

日光を避ける

シミの元にもなる紫外線は皮脂の分泌に影響を及ぼします。

洗いすぎない

洗浄力の強すぎる洗顔料、刺激の強い化粧品などは皮膚にダメージを与え皮脂が分泌されてニキビの発生率を高めます。適切なお肌のケアは必須です。

心理的に安定した生活を送る

仕事で大きなストレスを抱える。子育てが大変など、どうしようもないものは多くありますが心の持ちようや生活の工夫によって上手く発散してください。心の変化は自律神経やホルモンに大きな影響を与えます。

間違っているニキビ予防

これまでの情報をまとめて考えると間違っている予防法というものが見えてきます。

皮脂を減らそうとして油分を抜いた食事をする

効果がありません。脂が材料である男女性ホルモンのバランスを崩してしまい返って皮脂の分泌を増やすことにもなりますし、あまりに酷いと皮膚に艶や潤いが無くなります。そうするとシミ、シワなどが増してしまいます。体調そのものが悪化し病気になることもあります。

保湿しようとクリームや化粧水を付けすぎる

皮膚に油を塗りつける行為はやりすぎると毛穴を塞ぐ大きな原因になります。 また、成分に刺激性の物が含まれていたり肌にあわなかったりすると、炎症を起こしてしまいます。 その他、保湿しすぎると皮脂の分泌が少なくなりすぎる場合があり、乾燥肌へと向かう場合があります。

洗いすぎる

皮脂を落とそうとして洗いすぎると体は防衛反応として余分に皮脂を作り出します、ニキビの原因になるだけでなく、洗っても洗ってもすぐに脂ぎっているという皮膚になり何も良いことはありません。

皮膚を殺菌しようとする

ニキビの原因菌となるアクネ菌やマラセチア菌は皮膚の常在菌です。 これらの菌は皮膚にあるのが当たり前で他の害が強い雑菌から皮膚表面を守っています。増殖しすぎなければ普通はなんの悪影響も起こしませんから殺菌を目標とするのではなくアクネ菌、マラセチア菌が増えすぎないように皮膚環境を改善することが大切です。

皮膚におけるニキビの予防とケアはつまり…

皮膚が本来持つ働きを高め、毛穴から出る皮脂を如何に詰まらせず適切に皮膚表面に行き渡らせるか?が最も大きなポイントです。
そのために適度な洗浄、適度な分泌、適度なケアが必要です。バランス良く行いましょう。

適度な洗浄

人間の皮脂や汚れは基本的にお湯(ぬるま湯)で殆どが除去できます。 しかし、洗剤を使い慣れている人はお湯だけでは物足りないと感じるでしょう。 刺激が強すぎるものは皮膚環境に悪影響を及ぼします。そのためあまり洗浄力の強いものは使わないように気をつけてください。

適度な分泌

自分で直接調節が出来ないものなので生活習慣を見直す必要があります。食事、睡眠、洗顔、運動など自分に合う健康方法や商品を見つけてください。

適度なケア

皮膚本来の働きを低下させてしまうような過度なケアは厳禁です。 クリーム、化粧水、日焼け止めなど様々な物がありますが、これらは皮膚を護るため、皮膚の機能を壊さないために使われないといけません。 皮膚の機能とは毛穴から出る皮脂が表面に馴染んで広がり、細胞内の水分を守り、その細胞と中の水分、表面の脂で外的刺激から身を守ることにあります。 健康な皮膚は定期的にターンオーバーをしニキビなどの炎症を起こさず、張りと艶がありキメの整った美しい肌になります。

どれだけ皮膚に優しい商品であろうと、過度なケアはいい結果を生みません。また、自然成分であっても人によって合う合わないがあります。商品の広告のみに惑わされずに先ずはご自身で試してみてからご判断してください。

鍼灸によるニキビ治療と予防

意外かもしれませんが、ニキビが内科にも関わる以上、鍼灸でも治療可能です。皮脂、ホルモン、免疫によって起こる場合はなおさらです。 当然、鍼でニキビを潰したりはしませんよw

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