このページでは一般の人にあまり馴染みがない鍼灸治療の事例を紹介いたします。 

初めに

鍼灸は西洋医学で説明がつかない。治療法がない。病気とされないなどの各種病態にも効果が望めるものでありますが魔法ではありません。どんなものも一度で治ったり、なんでも目に見えてどんどん良くなるという幻想をお持ちの方は今すぐ捨ててください。 

西洋医学であっても同じですが、往々にして「発症から時間が短いもの」「症状が強いもの」「原因が単純なもの」等は少数回の治療で改善する可能性が高いです。

しかし、「発症してから長いもの」「症状が弱いもの」「原因が複数あったり別にあるもの」等は治療が長引く傾向にあります。

東洋医学も科学ですから、病気になること。症状が長引くことには理由があります。その理由を無視して治る道理はありません。

急性腰痛症(ぎっくり腰)

症状が派手で急性に起こるものの代表として鍼灸が最も得意とする疾患です。

病院では痛み止めと湿布程度の治療で完治まで数ヶ月と言われたりすることもありますが、鍼灸の場合は本当にぎっくり腰であるなら、大抵は1度の治療で7~8割は軽減し、這いずっていた人も歩いて帰れます。 残った痛みも数回治療することで治ります。

但し、ぎっくり腰が起こる体にはちゃんとした理由が隠れており、それを直さないと再発の可能性が高いと言えます。ぎっくり腰が起こりにくい体に治していくにはそれなりの時間がかかります。

どこまで治療するのかは個人の価値観に寄るものなので患者さん次第となります。