なんだか勘違いされている鍼灸治療④

鍼灸の効果

鍼灸院なのに鍼灸以外の治療法やサービス、物販などで商売をしている店が増えると、当然、一般の方の認識もそうなっていきます。

鍼灸治療のあとで漢方薬を買わされた。 健康食品を買わされた。 変な機械を買わされた…。

買わされなくても、鍼灸した後でマッサージされた。 整体された。などなど。他の手技やサービスを使ってくることもあります。

当たり前ですが、鍼灸治療で本来行うのは鍼灸だけです。 治ればなんでもいいと言えばその通りですが、鍼灸で治していないとすれば、そこはもう鍼灸院としてはどうなんだ?と思うし、他の治療法で治すのなら、紛らわしいので初めからそう名乗って欲しいものです。
鍼灸治療をメインに据え、他の治療法はサブとして使うのは良いでしょう。 しかしどう考えても主従が逆転しているものが多いように思うのです。

このような治療院が増えると、当然患者も治療者すらも鍼灸治療に疑問を持ち価値を感じなくなります。 結果的に知識や技術は衰退していくので業界にとっても良くないことですが、皆目先の利益しか考えないのでしょうか?

さまざまな病気に対して鍼灸治療の効果があることをWHOが認めており、日本では一部、保険の適応も認められています。 それは国が「効果あり」と認めたからであって、現代の鍼灸師が国の期待に答えられないのであればいずれ保険の適応は外されるでしょう。その場合、治せない治療院は治療ではなくリラクゼーションサービスを提供するという道を辿ることになるのでしょうか。

痛み、コリを代表として様々な疾患に効果のある鍼灸治療。 その効果を本当に理解している人は続けて行ったことがある人と同じ人の病を持続的に診ている治療家だけです。 

昔ながらのかかりつけ医のような関係で、患者と治療者がしっかりとした信頼関係を持ち、日頃から体調を整える。そのような場合に急な病気にでもなればすごく的確に治療ができることでしょう。

このようなものに比べれば、ぎっくり腰などの簡単な症状を持つ一見さんを一回~数回で治したなどは鍼灸の効果のほんの一部に過ぎず、治療家として当たり前にできて当然のもので大した価値を持ちません。 

人の一生に寄り添うことができる医学。それが漢方、鍼灸です。健康寿命を伸ばし、病を癒し、意義のある人生を送るために有用な方法です。

 

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